7月12日(火)に、「メンター制による校内研修支援プログラム」でお世話になっている鈴木達也先生が、メンター制プログラムの関係で連携している中学校で、社会科の示範授業をしていただけるということで、院生皆で参観させていただきました。
授業はヨーロッパの人々の生活や文化について学習する単元で、「EUとは何かを考える」という回でした。
ヨーロッパを英語で書いてみよう、という導入から始まり、イギリスのEU撤退といった最新の知識も扱いながら、生徒たちを授業に引き込んでおられました。
また、鈴木先生は、グループ活動による生徒の学び合いを重視しておられるので、授業の展開部分ではグループでの活動を取り入れ、生徒たちが話し合いながら理解を深めていけるようデザインされていました。
鈴木先生は中学校教諭を退職なさってからメンター制プログラムの担当教員として、この中学校に毎週訪問され、初任者や若手教員の育成に携わっておられる方です。
そのため、今回は、自分が普段担当しているわけではない学級で授業を行っているのですが、そんな雰囲気を感じさせない指導っぷり!!生徒たちともいい雰囲気で授業が進んでいきました。
授業実践力向上コース(Tコース)の皆さんは、教職大学院に来てから、ベテランで授業力量の高い先生方の示範授業を見学させてもらえて、本当にいい機会を得ていますね。
鈴木先生、ありがとうございました。