ICT活用で高めろ!数学フィーバー↑↑

今日は初任者研修プログラムの1日研修の日でした。

img_5918午前中は、総合的な学習の時間の単元計画について、谷尻先生のファシリテートでグループワークを行いながら学習しました。

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Mコースの院生が、自校の「総合的な学習の時間」について紹介してくださいましたので、具体的な単元の流れや活動のイメージ、子どもの学習活動の様子などが理解できました。

また、小学校グループと中学校グループに分かれて、それぞれの「総合的な学習の時間」のある単元計画を、自分たちで工夫してリデザインしてみる活動を行いました。img_5964

中山先生からいただいた講評では、子どもが行っていく学習のサイクルへの視点が少し弱いというご指摘をいただきました。

また、中学校グループには谷尻先生から講評があり、ご自身が実際にされた「総合的な学習の時間」の「職場体験」学習について、解説してくださいました。

午後からは、初任者の1人が、ICTを活用した中学校数学科の模擬授業を実施してくれました。Mコースの院生さんたちも生徒役で参加してくれました。img_5994

まず1つ目の授業は、「空間図形」です。立方体を切って、切り口にできる図形を考えます。

最初に教師による、「発泡スチロールでできた立方体を熱ノコで切る」という実演を見せて、受講者の興味を引きます。(かなり練習したと後で解説がありました。思ったより難しいんですね。)
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その後、プリントの図を見ながら、断面にできる図形を考えます。早くできた受講生から、iPadの「AQUAアクア」というアプリを使って、空間図形を実際に切ってみます。

アプリを使えば、簡単に、何度も、切断できるのでイメージがつかみやすいですね。

2つ目の授業は、「図形の性質と証明 三角形」で、初任者自らが三角定規をもって木の横に立つ写真で、生徒の感心を惹きつける導入を行います。img_6011

その後、写真を印刷したプリントをもとに、個別活動として木の長さを考えます。自然と隣や前後の人と答えを合わせあい、教え合っていました。すぐにグループでの集団思考の時間です。

img_6016そして、グループで考えた証明を、プレゼンテーションアプリ「Explain Everything」を使用して、プレゼン動画を作成します。

受講生も一生懸命アプリを使用して数学の問題を考えていましたが、初任者研修を見守る大学教員やMコースの院生さんたちも、それはそれは、熱く!熱く!数学に取り組んでいました。こんなに一生懸命、数学の問題を解こう!定理を見つけよう!証明しよう!としている大人を、久しぶり?に見ましたね。

熱中するとは、まさにこの光景です。人は何かを学んでいるとき、思考しているとき、自然と熱中状態に陥るものなのです。

これこそ、大村はまさんの「優劣のかなたに」という詩の「学びひたり」という状況ではないでしょうか。

何かを「学ぶ」ということは、根源的に楽しく、ついつい熱中してしまうものなのですね。このような状況を、初任者や院生が授業をする教室でも作り出せるようになること、そして「学ぶことが楽しい」と教室の子どもたちが実感できることが、この初任者研修プログラムと教職大学院の目標でもありますね。

今回がクォーター3の最後ということで、

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夕方からは須佐先生が振り返りの時間をコーディネートしてくださいました。それぞれが課題だと感じていることについて共有し合い、解決策を考え合いました。

課題と思っていることについて、他の初任者はどのような取り組みや工夫を行っているか、情報共有しながら、解決のためのアイデアを出し合いました。

そして、最後の30分で「子どもにどのような力をつけたいのか」と単元全体や授業デザインを考える際に、現代の国際的な文脈から再考するために、宮橋によるミニ講義を実施。オランダの授業の様子を短い映像で見て、「授業観」そのものを問い直すきっかけとしました。

みなさん、疲れているから寝ないかな?と不安もありましたが、たくさん質問が出てよかったです。比較対象があると、日本の状況を客観的に見直すことができますね。

今日の研修も長時間で、かつ内容盛りだくさんの1日でした。皆さん、お疲れさまでした。

使用したアプリを参考までに。

プレゼンテーションアプリ:Explain Everything

図形アプリ:さわってうごく数学「AQUAアクア」

算数パズルアプリ:あそんでまなべるたし算パズル

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