価値のある授業、価値のある教材

12月22日は、和歌山市内の小・中学校は終業式でしたが、教職大学院と連携する初任者研修プログラムは午後から実施されました。まったくクリスマス感は出さず、まじめな研修でした。

この日は、まず初任者の中学校社会科教諭による模擬授業を実施。中学校3年生が習う公民的分野の中でも、なかなか理解が難しい「円安・円高」の部分でした。

たくさん事例を出して、説明がなるべくわかりやすくなるように、大変工夫された授業でした。

ハンバーガーや車など、中学生にとって身近な事例を使いつつ、通貨の交換価値について考える時間もとれました。

その後、グループに分かれて協議会を実施。受講している初任者もTコースの院生たちも、ここまでの受講した内容や学習成果をもとに、批判的に授業を分析できるようになりました。

各グループから指摘される改善ポイントも的を得てきているな、と参観している教員陣は感じています。

そして、豊田先生と谷尻先生から、社会科の専門家としてのアドバイスが行われました。

特に、今回の初任者の弱点でもある板書の活用方法について、改善案が提示されました。

この改善案を提示するために、ささっとスライドを作成した豊田先生。さらさらっと掲示物を作成して貼ってみせた谷尻先生。両先生の改善案を見て、どのように板書を活用して生徒の理解を深め、確かなものにしていくのか、について他の初任者も非常に勉強になったと思います。

初任者たちも、Tコースの院生たちも、着実にステップアップしているな、と感じた半日でしたし、専門性の高い豊田先生や谷尻先生の即座に提示する力や説得力のあるご指導に、まだまだ達人への道は遠いな、と感じた半日でもありました。

年末の忙しい時期に、お疲れさまでした。

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