環境が導き出すソリューションの大きさ

今日は課題分析の時間に、授業実践力向上コース(Tコース)の院生による模擬授業を実施しました。すでに何度も模擬授業を実施している院生たちは、なかなか授業づくりも板についてきました。

今日の授業者の院生は、月曜日に実習先で行う中学校社会科の授業を、プレとして実施してくれました。

「世界と比べた日本の地域的特色」という単元の最後の「日本のさまざまな自然災害」の部分を授業してくれたのですが、写真や映像が用意されていてわかりやすさを求めている点がいいと思いました。

KJ法を取りいれようとチャレンジして付箋やホワイトボードを使用したり、Googleマップによる地図の提示したり、自主作成した映像資料の使用したり、と様々なツールを活用した授業をデザインしてくれました。

今回に限らず、院生たちがデザインしてくれる授業は、当然のようにICTやホワイトボードを活用してくれています。それくらい当然のように、大学院の授業でもICTを使用しているし、様々なツールを使用して授業内で活動しているのことが功を奏しているようですね。

今から10年以上前にロンドン近郊の小学校や中学校への訪問調査に同行させていただいた際に、イギリスのほとんどの小中学校には、全教室にプロジェクターとPCが設置されているということで、実際の訪問校も教師がプロジェクターで写した教材を、子ども達はその場で操作しながら学習していた様子を見学しました。その際は、プロジェクターがあるからどうやねん?くらいに思っていたのですが、それから十数年、研究(学習)を続けていく中で、環境が学習に及ぼす影響の大きさを実感することが多くありました。

その最たる事例が、今日の模擬授業でも見られましたね。ICT環境が整っていて、いつでもプロジェクターや電子黒板やiPadが使える状況で、考えられるデザインの幅も広がったのだろうなと感じました。

現場に出ても、そういった環境を整えられる教師になってほしいですね。

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